LJL2020 Summer Splitがすぐそこに

執筆時点では明日、開幕する。

既に中国(LPL)、オーストラリア(OPL)、ヨーロッパ(LEC)、韓国(LCK)などは始まっていて、早くも熱い死闘が繰り広げられている。

 

日本のLeague of Legendsのリーグ、LJLもついに6/13から夏期シーズンのリーグが開幕する。先日LJLの公式から各チームのスタメン(ロースター)が発表されたので見ていきたい。

 

なお、当方はLoLの基本的なルールはわかっていてもパッチ毎のメタなどはさっぱりわからない所謂「見る専」であることを断っておきたい。

 

まずはシーズンから。

6/13から8/1までのレギュラーシーズン。

8/16~9/16がプレイオフとなる。

 Summer Split開幕戦の注目はやはりDFM vs SG.
Spring Splitプレイオフの決勝戦を改めて見る気分である(BO1だけど)。
2チームのスタメンについては以下

 

DFM

 
SG

 どちらもメンバーに変更なし。
だからこそ、チームワークの仕上がりが気になる所。

2チームともMID-JUNGLEのロールの連携から試合を動かす事が多いためこのあたりの連携具合を注視したい。

 

Summer Split 第1節のオープニングを飾るチームは・・・

 

AXIZ

 まさかのTOP:uinyanがADCへコンバート
代わりにTOPはNatsume選手が登録されている。
元々ADCだったHide選手は控えとなっている。
Spring Split後半はJG:Hoglet選手の活躍が光っていただけに
新たなAXIZがどんな動きを見せるのか楽しみである。

 

CGA

 JG:Yoshi選手が控え。Yunika選手がスタメンとして登録。
強力なダメージを出しまくるMID Aria選手に加え、本場韓国LCKから来たADC Gango選手など初戦から見ごたえのある試合になりそう。

 

V3

 DFMにもSpring Splitで一矢報い、存在感を見せたV3eSports。
コミュニケーションに課題が抱えながらも、JG:Bugi選手、ADC:Archer選手の強力なダメージで乗り切ってきた印象がある。
Summer Splitに向けてどれくらい結束しているかがカギとなるだろう。

 

BC

 MID Eugeo選手が初登場。
彼の登場によってBCにどんな変化があるのだろうか。

 

RJ

 このチームが最も多くの選手が変わった所ではないだろうか。

MID : Pink選手、SUP:Nagi選手が初登場となっている。
Spring Split開幕直前の予想ではダークホースと目されていただけにSummerでの奮起を期待したい。

 

SHG

 このチームも変更がかなり多いかもしれない。
TOPだったdasher選手はMIDへコンバート
空いたTOPにArumik選手が登録となっている。
昨シーズンまでMIDを務めたramune選手は控えとなったようだ。
昨シーズンは振るわなかったSHG、挽回を期待したい。

 

6/13は13時からスタート!
是非最初から見て欲しい。

 

Twitch https://www.twitch.tv/riotgamesjp

コロナ禍で生まれるであろう新しい広告ビジネス2案

コロナ禍によってもたらされた「ニューノーマル
もう、元の通りに戻る事はないと感じてきている人も多数出てきていると思う。

そんなニューノーマルな時代に新しいビジネスが生まれるとしたら?という点で広告ビジネス2案を妄想してみたという話。

 

その1 M・D・N(Mask Display Network)

読んで字の通りである。

コロナ禍によってもたらされた日常の風景は異常なまでの「マスク」姿である。

マスクは顔の50%以上を覆っている。ここにビジネスチャンスを考えたい。

先述の「マスクが顔の50%もある」という点に気付くのはまだまだ早いかもしれない。巷にはマスクを前提としたメイクの方法や蒸れないマスクの付け方など、QoLに資する点が多い。もっと商業的に考えてみたい。

 

マスクは顔の50%を占めている点から、マスクはいずれ以下のようなタイプに分かれると想定した。

  1. ステータスシンボルとしてのマスク
    顔の50%を常時覆っているものはそうそうない。
    また「Face to Face」や「面と向かって・・・」などと顔にまつわるキーワードは掘ればたくさん出てくる。顔は必ず見てしまうものなのだ。
    この顔は見られるという意識からマスクの素材(正確には見えている側の素材)についてはブランドを関したものが出てくると思われる。
    例えば以下のようなもの。
    エルメスのスカーフを使ったマスク
    ・ルイヴィトンのモノグラム生地
    付ける人の格を上げるステータスシンボルとしてマスクは昨日するのではないか。
  2. 機能性マスク
    神経質なまでに「ころな怖い」人向け。
    サージカルマスクのようなマスク。機能性の下に安心感を与える。
  3. 付けられればなんでも良い
    マスク然としてればなんでも良いという人。
    こういった人は価格に敏感になるという傾向があると想定。
    マスク価格を安価に抑える為に機能するのがMDNである。

MDNとは

マスク上に展開されるディスプレイ広告である。
スポンサーはマスクの面積の一部にお金を払って広告を出し、結果的にマスクの価格が下がるというもの。必然に目に入ってしまう「顔」その50%部分に覆いかぶさっているマスク上に広告を展開する。これにより認知や購買意欲の向上を狙っていく。広告の仕組みをネットワーク化し、世界中でバラまける。

 

その2 マスク+ARフィルタ

これも広告に近しいが、webAR等の発展によりARの3Dデータが扱いやすくなっている。

しかしながら、マスクのせいでセルフィ―を行っても顔の半分がマスクで隠れてしまっている。ここを楽しく解決するアプローチ。

マスクに特定のマーク等を仕込み、ARフィルタを機能させられるカメラでセルフィ―を撮るとマークから呼び出された3Dモデルの何かが登場し、おもしろおかしく写真が撮れるというもの。

全身変身するもよし
頭だけもよし
顔出しパネル風でもよし
さまざまなアプローチが可能になる。
企業はこの3Dアセットを広告等としてこのセルフィ―を応援する事により、広告効果が高まるというもの。

 

昨今GoogleはARCore、AppleはARkitと力を入れ始めている。
資本的規模的な観点からxRの領域を見ると
VR⇒遅かれ早かれOculus(Facebook)が多くを占める
・MR⇒Hololens(Microsoft)が先行。このまま行きそう。

・AR⇒成功と言い切れるのは「ポケモンGo」くらい

 

という事もあり、ARの領域は未だ開拓の余地があると思われるし
GoogleAppleが攻勢をかけてきているものと思われる。

この領域ではAmazonはあまりぱっとしない(AmazonアプリのAR機能かAWSのSumerianくらいか)のが逆に怖い。

 


皆さんも暇があれば是非考えてみて欲しい。楽しいよ。

ゲーミンググッズのあのキラキラが苦手な人向けの装備

 eスポーツを取り巻くビジネスに興味がある。
ゲームタイトルそのものについてはLoL以外はそれほどといった程度である。
LoLはもっぱら見るのが専門でメタやアイテムなどの知識はない。そんな自分でも面白がれるという所が興味深い)

 

eスポーツに遅れ馳せながら興味を持ち、ゲームをやってみようとなってもゲーミンググッズ特有のあの「キラキラ」した輝きがゲーマー感を急に出してきて苦手だなと感じる人も多いかも知れない。本日はあの「キラキラ感」を払拭しつつもしっかりゲームを楽しめる方法を検討したい。

 

ゲーミングパソコンに求められるもの

正直いってあの「キラキラ」は必須ではない。
ゲーマー達にとって主に重要視されるものは以下である。

  • CPU
    主にコア数とクロック(Hz)
    ゲームの処理における基本的なスペックとして重視される。
    Intel優勢だったものに、最近ではAMDのシリーズが隆盛してきている。
  • GPU
    グラフィックの処理に必要なもの
    主にNVIDIA社のGeForceシリーズがメジャー
    型番(?)で選ぶ機種は、2020年6月時点だと
    最上位:2080
    中位:1650
    標準:1080
    くらいの感覚で良いと思う
  • モニター
    レイテンシ(遅延):1msec以下
    リフレッシュレート(画面のなめらかさ):60〜240Hz
    くらいで見るのが妥当か。
    FPSとかだと24inchくらいで十分(27inchだと広すぎて眼が疲れる)だと思われる

とまぁ、このあたりを極め始めたらキリがない。

また、キーボードやマウスなどの周辺グッズはよりキラキラ感がましてくる。

せめてマシンの本体くらいは控えめに抑えても良いのではないか。

そんなニーズに対応するのが「ワークステーション」である。

 

ワークステーションとは

業務用パソコンくらいの概念で良いと思う。

常時起動されていて安定稼働することを前提に組まれたパソコン。

それ相応のスペックが備わっており、総じてスペックが高い。

  • CPU
    いずれもIntel
    PC:core iシリーズ
    WS:Xeonシリーズ
  • GPU
    いずれもNVIDIA
    PC:GeForceシリーズ
    WS:Quadroシリーズ(単純に古いバージョンのものかも)
  • メモリ
    だいたい16GB以上

これらをオークション等で見かけると1万〜5万程の値頃感でゲーミングパソコンを入手する事ができる。しかもあの「キラキラ感」がない。全く。

更にOSにはたいていWindows10 proが入っている事が多く、普段の業務として利用するのにも申し分ないスペックを誇る。

 

デメリットは

以下の点にはよく注意して確認いただきたい。

  • 映像の出力I/F
    業務用はVDIなどのI/Fであることが多い
    eスポーツや一般のモニターなどの主流はHDMIなどとなっているので要確認
  • 無線関係
    安定性を重視した仕様からWiFiBluetoothといった無線関係の装備が備わってない事が多い。USBから後付やマザーボードに組み込む事もできるので、自身の通信インフラと照らし合わせて確認してほしい。
  • 消費電力
    総じて高め。電気代を気にする方は消費電力も要チェック。

 

eスポーツ始めたいけどあの「キラキラ感」が苦手といった方や

テレワークでの傍らちょこっとeスポーツタイトルに触ってみようかといっった方には最適のモデルではないかと思う。

 

auctions.yahoo.co.jp

ニューノーマルなトイレのプロセス

ニューノーマルになる前からおかしいと思っていたんだけどトイレのプロセス変わるよねって話。

 

旧)
トイレに行く→用を足す→手を洗う→トイレを出る

 

新)

トイレに行く→手を洗う→用を足す→手を洗う→用を足す

スタートアップがテレビ局に取材されるにはという視点

スタートアップにとって自社のサービスを認知してもらうために、ブースト的にCMを大量投下する例はわりとあると思う。

そこまでの資金を投下しなくてもテレビ番組(特にニュース番組)内で取り上げられるといった具合であれば、ある程度大きな効果を生み出す事が期待できる。

今回はその取り上げられ方の視点について考察してみたい。

 

時事性

言わずもがなニュース番組はニュースとなる具を探している。
その中で時事性(今伝えなければならない事)を捉えてなければピックアップされる事はまずない。執筆時点(5月14日)でいうと、アフターコロナにまつわる所が大きく占めるだろうし、無理矢理に時事性をつくろうと思えば「コロナに負けずに・・・」といった構成も可能かもしれない。

 

動きのあるもの

テレビ局なだけにカメラを通してサービスや現象が取材される。
テレビカメラの基本動作として「動きのあるもの」を追っかけて撮っていくというのがある。自社のサービスがインターネットだけで完結してしまうと「動きがない」と見なされがちである。実際にサービスを使ってみた人やサービスを使っている様子などが第三者の目線として入るとリアリティがある動きが期待できる。

 

全体のうちのどこを切り取っているか

自社がリリースしているサービスが社会全体のうちのどこを切り取っているかがわかる事。ニュースでもVTRを伝える冒頭にアナウンサーなどが前置きをするのはこの部分である。ここに時事性と全体のうちどこかという事を示してから本題に入る事が多い。リリースするサービスがこの部分を抑えている事が望ましい。

 

これらを踏まえて自社のサービスでニュース番組を構成されると考えると以下のようになるだろう。

 

例)テレビ東京 WBS風

・アナウンサー冒頭案内

感染の勢いが衰えたかに見える「新型コロナウイルス」そんな中で次なる一手に向けた準備を行う企業も出てきています。番組ではその打ち手について取材しました。

 

・VTR開始

サービスを使っている素人さんなどの様子&感想など
ナレーションでこの様子を解説
このサービスを使っている背景や現象について解説
サービス提供元に売れ行きなどのインタビュー
今後の行く末についてインタビュー

 

このパターンが「テーマ」を設定して複数の企業を取材する場合もあるし
1社のみの場合もある。
この辺は番組が持っている視聴者が見たいと思ってもらえる期待値の高さで変わってくるのだと思う。

事業会社における新規事業を出世の具にするにはタイムマシーンモデル

事業会社で新規事業を起こす、とりわけスタートアップと組んで事業を起こそうとする「オープンイノベーション」が盛んだ。

 

ちょっと今回は激しい内容かもしれないが事業会社、特に大企業などにおける新規事業の在り方について考察してみたい。

 

ビジネスアイデアについて

もうこれは日本という国が後進国であるという前提に立つと、だいたいのビジネスアイデアを英語で検索するとそれらに取り組んでいるスタートアップが大体出てくる。

つまり、知りたいキーワードの英語さえ分かっていればビジネスモデルのプロトタイプに出会える可能性がかなり高い。

この発見をベースに日本の国や商慣習の事情に合わせたローカライズをビジネスモデル化するという行為だけで、他社より抜きんでたビジネスアイデアになる。

 

組織構造について

そして、それら最先端のアイデアを評価する人たちは残念ながら素人であることがほとんどである(そうでない人が組織にいる所は大変にうらやましい)。目利きではない。未知なる事業を創出しようとしているのに「事例あります?」とか平気で聞いてくる。この構造においては新規事業を推進していく事すらままならない。まともな判断が下せないからだ。

この組織構造を前提として出世しようと企むと、採用される/されないは別として大量のビジネスアイデアのアウトプットを出すと自身が見られる目が変わってくる。

ビジネスアイデアのアウトプット前提でリサーチするのでリサーチ力はつくし
ネタ元をローカライズという観点から、ビジネスを設計する力もつく。

それでいて社内で一人気を吐いて新規事業創出に励んでいるとみられるから一石二鳥である。

Beyond COVID-19時代の家

新型コロナウイルスでいろいろな事が変わった。

コロナ後、元に戻すというよりも

コロナのような厄災が舞い降りても大丈夫な設計思想が少し浸透すると思う。

その中でもあまり語られる事のない家の変化について空想してみたい。

 

間取り

  • Work From Homeが可能な間取りが出来る
    最近の間取りは出来るだけ空間を広く見せる為にタテ・ヨコともに空間同志が繋がっているケースが多い。これでは家じゅうの雑音が入ってきて集中できないというケースも相当数あると思われる。
    ビヨンドコロナ時代の間取りは有事や通常時であってもWFHが違和感なく行える間取りになっていくのではないだろうか。具体的には個室やビデオ会議が可能なちょっとした防音設備、またビデオ会議時の映り込みに配慮した背景の作りこみなどだ。
  • 住人を飽きさせない工夫
    家にこもって仕事をしていると案外家でやる事がなくついついだらだらとテレビを見るといった事が多いかもしれない。リラックスの為にはそれも良いのではあるが、住人の健康に配慮した運動が意図せず出来てしまうきっかけなどが間取りなどの工夫ででてくるのではないだろうか。

ハードウェア

  • インターネット環境
    テレビの総視聴数がこの期間上がったのと同様にAmazonPrimeやNetflixも同様に伸びた。スマホでは飽き足らず、でかい画面で見たいニーズが顕在化し、コネクテッドTV(あるいはスマートTV化)が進むと思われる。この際に必須となってくるのがインターネット環境である。有線の安定性が仕事の継続に直結する人はキャリアの違うインターネット回線をそれぞれ引いて仕事を行うという事も起きるかもしれない。それらに必要なのは、ルータなどをしっかり格納し温度調整を行うラックである。現在の戸建てやマンションには基本的にこの概念が欠如している。埃を退け、温度を一定に保つといったような機能が戸建ての全館空調の進化とともに一般的にも取り入れられるだろう。
  • LAN環境
    3LDK以上の家などは既にWiFiのエクステンダーなどを利用しているのが一般的ではないだろうか。それもこれもPoE給電可能なLANケーブルの口が搭載されていれば解決できるケースが増える。今後、電源コンセント以外にLANケーブルの口を搭載したものが普及してくるのではないか。

AI化

家向けのAIはあまり見た事がない。特に国内。
AlexaやGoogle HomeとIoT家電をつないでさも未来感を演出するあたりはちょっと違うかなと思う。ネットワークでつながりまくった家は最終的に↓↓のようなAIを各家庭に搭載して運用することになるのではないか?(この技術がすごいのは家にサーバーを置いてプライバシーに関するところはすべて自宅内に閉じて運用が出来るという事。クラウドにアップロードされる際は個人に関するプライバシーはすべてマスクされて上がっていくという点)。日本語のページを選べるあたり、国内のハウスメーカーと何か協業している事を祈りたい。

 

caspar.ai